-| 2010年02月 |2010年03月 ブログトップ
- | 次の10件

認知症の人が安全に外出できる環境の整備を(医療介護CBニュース)

 国土技術研究センターは1月31日、東京都内で「認知症高齢者とまちづくり―認知症高齢者が安全にいきいきと暮らせるまちを目指して」をテーマにシンポジウムを開いた。認知症の人が外出する上での課題や、安全に外出できる環境を整備する方策などを議論した。


 福井県の敦賀温泉病院院長の玉井顯氏は、「認知症高齢者の脳からまちづくりを考える」と題して基調講演を行った。玉井氏は、認知症の人には、言語的能力が低下した人と、非言語的能力が低下した人がいるため、認知症の人が理解しやすい環境を整備するためには、言語的なサインと非言語的なサインを組み合わせることが重要と指摘。また、認知症の人が混乱しないようにサインを統一することや、高齢者にとって身近な神社や地蔵など古くからあるものを活用することなども重要とした。

 また、「認知症ドライバーの特性と今後の対応」と題して講演した昭和大医学部精神医学教室准教授の三村將氏は、65歳以上の高齢者ドライバーが約1000万人にまで増加している現状を紹介。このうち、約200万人に認知機能の低下が見られ、10万-20万人は認知症を発症している可能性があると指摘した。
 さらに、認知症の人などリスクのあるドライバーに対しては、75歳以上の高齢者が運転免許証を更新する際に義務付けられている「講習予備検査」(認知機能検査)の拡大や、医師が一定の病気を報告する制度などの「運転を制限する方策」を講じる必要があるとした。その一方で、雨の日や高速道路での運転を制限する「限定付きの自動車免許」の導入や、事故を起こさない車の開発など「運転を促進する方策」の両者の必要性をと指摘した。

 同センターの情報・企画部上席主任研究員の沼尻恵子氏は、認知症の人の外出や歩行の特性について講演。認知症の人の外出に同行し、歩行の特性を観察した調査の結果を映像と共に示し、▽赤信号を見落とす▽車道を歩行する▽交差点で左右を確認しない▽下を向き、白線を見て歩行する―などの行動が見られたと報告した。その上で、こうした行動をする背景には、▽認知症による影響▽もともとの個人の属性▽空間の構成―の3つの視点があり、それらを踏まえて空間整備の在り方を考える必要があると指摘した。

 後半行われたパネルディスカッションでは、三村氏が、町づくりに携わる多くの職種が意見を出し合い、町全体が協力して環境整備の在り方を考えるべきと指摘。また、帝京大大学院文学研究科准教授の元永拓郎氏は、認知症の人が暮らしやすい環境を整備することは、子どもや障害者にとっても暮らしやすい町づくりにつながると強調した。


【関連記事】
都内の認知症GHの7割が入居率90%以上―東社協調査
「認知症加算」、85%が算定―千葉県内のケアマネ事業所
認知症の人を受け入れ、尊重するケアを
認知症GH、大都市部などで3ユニットまで可能に―厚労省通知
【中医協】認知症患者の退院調整加算などを新設

<バレンタイン>QRコード付きチョコあげます 大阪で(毎日新聞)
<毎日新聞世論調査>民主党内の体制 有権者は不信感強める(毎日新聞)
包み隠さず話した=2度目の事情聴取−小沢氏(時事通信)
<横浜市>07〜08年度に不適正経理 別年度納入や預け(毎日新聞)
3パターンで検討 温室効果ガス削減で環境相(産経新聞)

検察審査会初の判断、検察起訴に大きな一石 明石歩道橋事故(産経新聞)

 明石市の花火大会事故で、神戸第2検察審査会は事故当時の明石署副署長について起訴相当と判断した。この結果、元副署長は強制的に起訴され、法廷で刑事責任の有無が審理されることになる。

 「公益の代表者」とされる検察官は、無罪となった場合に起訴された被告の人権侵害が甚大であることを踏まえ、有罪判決を得られる確証を持ち得ない状況での起訴に慎重になる側面があった。しかし、審査会は議決文の冒頭で、検察官の立場に理解を示しながらも、「有罪か無罪か」という従来の検察の立場ではなく、「市民感覚の視点から、公開の裁判で本件の事実関係および責任の所在を明らかに」する立場に立ったと明言している。刑事事件を審理する法廷のあり方にまでかかわるスタンスの違いともいえる。

 戦前の旧刑事訴訟法の時代から、公訴権を独占してきた検察官。裁判員制度の導入とともに公判での立証活動は「精密司法」から「核心司法」へと大きな変化を迫られたが、今回の議決は、市民の司法参加が起訴のありようにも一石を投じたといえるだろう。

 そのうえで、審査会は元副署長の過失の有無について検討。事故当日の対応だけでなく、元副署長も関与した警備計画の策定の段階にまでさかのぼり、過失はあったと結論づけた。事故の原因を現場の警備責任者だった当時の明石署地域官らが対応を誤ったことだと判断し、副署長の起訴を見送ってきた神戸地検の訴因の構成を「理解できない」とまで断じている。

 だが、審査会の判断だけが突出しているわけではない。署幹部の責任については、地域官らを有罪とした平成19年4月の大阪高裁判決も「刑事責任が不問に付されているのは正義に反する」と言及。遺族らによる損害賠償請求訴訟の判決でも触れられており、結果的に神戸地検の判断だけが“浮いた”格好だ。

 しかし、地検が4度、不起訴としただけに、強制起訴後の公判は、検察官役となる弁護士が立証に苦心することも予想される。強制起訴初となる公判だけに行方が注目を集めそうだ。(神戸総局 塩塚夢)

【関連記事】
明石歩道橋事故 指定弁護士が「検察官役」、公判で有罪立証へ
被害者救済? 感情に流される? 「起訴議決」冷静な検証を
明石歩道橋事故 指定弁護士が検察官役、難しい公判か
「なぜこれだけ時間かかったのか」明石歩道橋事故の遺族
明石歩道橋事故 検察官が意見陳述 元副署長の処分 近く議決

「作品に大きな啓発力」=故平山郁夫さんのお別れの会(時事通信)
朝青龍関 警視庁に「示談」報告…暴行問題(毎日新聞)
女子中学生に裸画像送らせる 学校に送信も 児童ポルノ容疑で会社員逮捕(産経新聞)
<朝青龍関>警視庁に「示談」報告…暴行問題(毎日新聞)
<陸山会土地購入>「小沢氏に収支報告」石川議員(毎日新聞)

龍馬ベアと記念撮影=鹿児島〔地域〕(時事通信)

 鹿児島県は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の放映に合わせ、鹿児島空港ビルディング1階の総合案内所付近で、「龍馬新婚旅行の地・霧島」と題したウエルカムボードを設置している。設置は11月30日まで。
 美しい高千穂の峰の写真パネルで、龍馬と妻お龍が訪れた日本初の新婚旅行の地・霧島をアピール。ボードの前には、坂本龍馬とお龍の着物を着たテディベア2体を設置している。ベアの衣装は、県の特産品大島紬(つむぎ)で制作。パネルをバックに写真撮影ができる。
 また、同県の魅力を紹介する観光パネルも合わせて設置。「第28回全国都市緑化かごしまフェア」「篤姫のひなまつり」に関するパネルを展示し、広く同県の観光の魅力についてPRする。 

新潟水俣病訴訟、和解協議へ=国側と話し合う意向−患者団体(時事通信)
<iPS細胞>米ベンチャーが作成特許…海外で初の取得(毎日新聞)
<普天間移設>日米関係、危機的状況ではない 米国防次官補(毎日新聞)
虐待疑いの子、出席日数把握へ…海渡君事件受け(読売新聞)
<沖縄連絡室>内閣官房に設置 普天間などで情報交換緊密化(毎日新聞)
- | 次の10件
-|2010年02月 |2010年03月 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。